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2010年5月30日 (日)

ツイッターとブログ。どちらが見られているか?

と言うことをふと考えた。

このブログのアクセス数は1日あたり200~230程度で推移している。

一方ツイッターの私のアカウントには今日現在351名のフォロワーがいる。

この2つの数字だけでは単純にどちらが多く見られているかを比較することは出来ない。

ではまずブログはどうやって見られるかを考える。おそらく、何らかの事柄についてキーワードで検索して、私のブログがひっかかり、その記事を見るために飛んで来る人が大部分だろう。「人気記事ランキング」と「検索キーワードランキング」を見ているとそのことが分かる。

私のブログを気に入ってブックマークしたりRSSリーダに登録して常にチェックしている人はどれくらいだろう? と思ってGoogle Readerのデータを見たら、私のブログを登録している人は13人だった。

その他にブックマークして下さっている人も少々いるとして、私のブログを常にチェックしてくれている人は多く見積もってもせいぜい数十名である。

一方、ツイッターのフォロワー351名については、私の発言は351名の人のタイムラインに必ず現れていると言うことになる。ただ、ツイッターの場合はどんどん発言が流れて過去に消え去るので、たまたまフォロワーが見た時間のタイムラインに私が存在しないと見てもらえる確率は少ないと言うことはある。

しかし、ブログとツイッターには大きな違いがある。それは、書き込み頻度だ。ブログは多くても1日1回。ツイッターは多い日なら30回も書き込む。当然のことながら、多く書けば人の目に触れる確率も高くなる。

また、ツイッターには検索結果の特定の発言をその後も抽出したり、リストに追加して特定の人の発言を過去に遡って追いかけることも出来る。

これらを総合して考えると、ツイッターと言うのは気が向いた時に少ない労力で書き込めると言うストレスの無さと同時に、楽な割には従来のメディアに比べて見てもらえる確率が高いと言うことが言えるのではないだろうか。

「このブログはそんなに人に見られてはいない」と言うことは、実はブログをやっていて密かに感じていながら認めようとしていなかった事実だったのかも知れない。

「見られている」と言うことは、ブログを継続するモチベーションの大きな源である。その「見られている」と言う快感や張合いがもっと簡単に得られるのがブログからツイッターに移ってしまったことの大きな理由だと思った。

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2010年5月16日 (日)

大桟橋

素人の私が言うのはおこがましいのを承知で言わせてもらえば、写真の上達の秘訣は、気に入った場所を見つけたら、そこに何度も何度も撮りに行くことだと思う。

私の場合は、それは間違いなく大桟橋だ。何故こうも飽きずに通うことが出来るのか、自分でも不思議なほどである。

何度も通っていると、すごく綺麗な夕日が見れる日もあれば、曇ってて全然冴えない日もある。早々に引き上げてきたこともある。

でもそうしているうちに気づくのである。一度として同じ風景はないと言うことに。

時間が違う。天気が違う。季節によって太陽の位置が違う。そこにいる人が違う。同じ場所でもシャッターを押す、その瞬間と同じ瞬間は二度とないのだ。

だから写真は一期一会。そう分かると、素晴らしい瞬間に出会えたことに心から幸せを感じることが出来るのである。

 

contrast
contrast posted by (C)TODO

今度は雨の日にここを訪れてみたいと思っている。この梅雨の間に是非。

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2010年5月 9日 (日)

Nikki Yanofsky

誤解されるといけないので最初に断っておくが、この女性ジャズシンガーの年齢を知ったのは、素晴らしい歌に魅了された後でプロフィールを見てからだ。

声が若々しいので、いくつだろう?とは思ったのだが、まさかまだ16歳で、デビューしたのは12歳と言うのを知って心底驚いた。そのデビュー当時のライブパフォーマンスがこちら。天才を窺い知ることが出来る。

オリンピック開会式を見なかったので知らなかったのだが、この人である。

リンク:ニッキー(Nikki Yanofsky) - バンクーバー五輪開会式、16歳の天才美少女シンガーはニッキー - BARKS ニュース

公式サイトはこちら。リンク:Nikki Yanofsky

ツイッターでもガンガンつぶやき中。リンク:Nikki Yanofsky (NikkiYanofsky) on Twitter

エラ・フィッツジェラルドに捧げられたデビュー作へのiTunesストアでのレビューに、

すくすくと育った孫娘が、おじいちゃんにプレゼントしてくれたデビューコンサートを中央席に深々と座って聞いているような

と言う秀逸な表現があったが、私的には先月出たばかりのこのアルバムをオススメしたい。選曲も歌い方も抜群にバリエーションが広がって完成度の高いアルバムである。

ニッキー~フォー・アナザー・デイ
ニッキー~フォー・アナザー・デイ ニッキー

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若さゆえの硬さはまだある。だから10年後、20年後を楽しみにしていたい。この歌唱力で柔らかさが加わって成熟してきたらと思うと、今から鳥肌がたつ思いである。

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2010年5月 5日 (水)

神木

ある日突然ばったりと倒れた鶴岡八幡宮の大銀杏。

千年の風雪に耐えてきた巨木は、壮絶な最期と遂げたと誰もが思っていたが、ところが全く死んではいなかった。

存在感
存在感 posted by (C)TODO

根元部分の幹だけになって佇立するその姿は、むしろ以前よりも存在感と言うか、神々しさを増した感じだ。

その岩のような幹肌からは、瑞々しい新芽が顔を出していた。

倒れた木を植え直して生かし続けた技術もさることながら、神木としての存在感をさらに高めた八幡宮側の演出も、なかなかのものと思った。

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2010年5月 4日 (火)

メモメ

またiPhone用のシンプルなメール関連アプリである。

どれだけシンプルかと言うと、起動するといきなりこの画面。

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入力して右上の「メール」と言うボタンを押すと、最大3箇所まで登録出来る送信先の選択画面が出る。

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送信先を選んだらそこにメールが送られる。それだけのアプリである。

しかし実際のところ、日常メールを送る相手と言うのは結構限られているのではないか。例えば自宅だったり会社だったりかみさんだったりとか。

いつも同じところに送るのにいつも同じように連絡先の中から送信先を探すよりも、こんなシンプルなアプリが、一番素早く目的を達してくれる。

こういう割り切ったアプリと言うのは好きである。

iTunesストアへのリンクはこちら

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2010年5月 3日 (月)

最近の写真の晒し方

以前はフォト蔵だけが写真を公開する方法で、そこで一度に2~3枚ずつ良いと思った写真を公開していた。

ツイッターをやり始めてからは、Hootsuiteと言うツイッタークライアントにあるRSSを取得して自動的につぶやいてくれる機能をって、フォト蔵にアップされた時に自動的にそれをツイッターで告知されるようにした。

するとフォト蔵だけの時に比べて、明らかに写真の閲覧数が増えた。ツイッターのつぶやきを見てフォト蔵の私の写真を見に来てくれる人が出てきたのだ。

時期は前後するが、Flickrにも試しに過去の気に入った写真をアップしてみた。Flickrはフォト蔵と違って全世界規模なので、どこか他の国の人から英語、時には理解不能な言語でコメントをもらうようになった。

そうなるとFlickrも面白くなったので、両方にアップするようにした。

幸い、写真整理、調整のために使っているGoogle PICASAにはフォト蔵やFlickrに一発でアップ出来るプラグインが用意されていたので、さほど面倒な作業ではなかった。

ところがしばらくして、何枚も同時にアップしても発行されるRSSは1つだけでなので、同時アップした場合その最後の写真しか見てもらえないと言うことに気付いた。

と言うことで、最近は1日に1枚ずつ、同じ写真をフォト蔵とFlickrにアップすることに決めた次第である。

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2010年5月 2日 (日)

佐藤哲三「みぞれ」

八幡宮の参道をちょっと横にそれた所にある神奈川県立近代美術館は、連休の賑わいとは無縁の静かな空間だ。

鎌倉の予想以上の人混みに辟易した私は、「日本近代洋画の名品選」と題された催しの看板に惹かれて、ちょっと寄ってみたのである。

そこで見た絵の中で一番インパクトがあったのがこの絵。

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佐藤哲三と言う画家は初めて知った。この絵が日本の油絵の中でも傑作の一つと数えられていることももちろん知らなかった。

この絵は死ぬ1年前に病魔と闘いながら書いたとのこと。全体の重苦しさ、辛さはそこから来ているのだろう。寒々とした雰囲気や暗い色合いには、「みぞれ」の題は相応しく思えた。

この絵の特徴は添景としての人物だろう。 水田だろうか?曇った空を映した水の間のあぜ道を人々が急ぐように歩いている。

私が人を入れた風景を撮るのが好きなのと似ていると思った。こんなすごい絵と素人写真を一緒にするのはおこがまし過ぎるのは承知で言えば、私が撮る、人を入れた写真の良さと言うか、意味をこの絵が教えてくれた気がする。

人を入れることで風景がドラマになるのだ。

久しぶりに鎌倉で写真を撮ろうと思って家を出たのだが、今日は何をどう撮ろうかと言うことがはっきりしていなかった。そのもやもやを察知した趣味の守護霊が、今日はこの美術館に私を導いてくれたような気がした。

参考リンク:EPSON~美の巨人たち~佐藤哲三「みぞれ」

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2010年5月 1日 (土)

nPOP for iPhone

nPOPと言うのはWindowsでかなり昔からある簡易メーラーソフトで、高度な機能が必要ない向きにはとても軽快なソフトだったのだが、これがiPhoneでも出ているのを見つけて落としてみた。

nPOPはiPhoneのメールアプリの代わりにはならない。何故ならIMAPではなくてpop接続で今サーバーにあるメールを表示することが出来るだけだからだ。

つまり、母艦のPCなどでそのメールを受信してサーバーから削除されると、このnPOPの表示からも消える。

私がiPhoneでGmailや会社のメール、つまりどうせ後から自宅や会社で再度受信しなおすメールは、外出先では何が来ているかのチェックさえ出来れば良いので、むしろこの方が良い。

外出用メールチェッカーアプリとして位置づければとてもシンプルで使い易いアプリである。

画面はもうこれだけ。

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今はGmailだけだが、当然アカウントはいくつでも設定出来る。

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メール一覧画面。何の変哲もない見た目だが、シンプルさに徹した雰囲気は昔からのnPOPそのままで、私は好きである。

開発者サイトへのリンク:NALGO│日本アルゴリズム株式会社

iTunesストアへのリンクはこちら

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