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2010年1月19日 (火)

最悪の就職内定率と言うが・・・

リンク:調査開始以来最悪の水準となった大卒の就職内定率 - 労務ドットコムの名南経営による人事労務管理最新情報

とか、会社説明会の予約が5分で満員になったとか言うニュースが今の新卒就職戦線では目立つのだが、こうした数字だけを見ていると、不況でどこの企業も採用を控えて、だから就職が出来ないと言うように見える。

しかし、実態はちょっと違うのではないか。と現場にいると感じるのだ。

まず、5分で説明会の予約が満員になるなどと言うのはまず間違いなく超有名企業の話である。私の会社のような無名の中小企業では、予約が満員と言うことはまずあり得ないし、当日になれば半分が無断欠席をする。

大学の就職課も当然必死であって、「まだ採用しているか?」と直接人事部に問い合わせて来るので、「個別に対応しますのでどうぞご応募下さい」と言うのだが、実際に学生は応募してこない。

本当にこんなに誰もが就職出来ない状況ならば、良い学生も売れ残っているはずだから、例年より学生の質が上がって良いはずだと思うのであるが、失礼だがそう言うことは感じない。後期になればなるほど、やはりこの時期まで残ったのにはそれなりの理由があると思われる学生しか来ない。

つまりこういうことなのだ。

大企業が採用を絞っているのは表向きで、実は採っているのだ。

しかしその採り方はバブルの頃のような頭さえついていれば良いと言う採り方ではない。質の良い学生だけピンポイントでびしっとさらっていく。いわゆる厳選採用だ。

だいたい良い学生と言うのは誰が見ても良い。採用担当者の見る目が正しければそういうことになる。

その結果どうなるかと言うと、良い学生には内定が殺到する。良い学生にだけ内定が集まる。そうでない学生の多くはあぶれる。それが今年の内定率氷河期の実態だ。

つまり今起きているのは就職難ではなく、内定格差なのである。

だから採る側も、「就職難だから買い手市場で採用がし易い」と楽観は出来ない。誰が見ても良い人材は相変わらず大企業がさらって行ってるのである。

逆に言えば、学生諸君はまだまだ採用したいと思っている企業がたくさんあることを知るべきだ。

超有名企業の説明会に5分で締め出されたからと言って、それは日本のごく一部のことだ。日本の90%は中小企業だ。採りたくても学生が来てくれないと思っている企業はゴマンとあるのである。その中にはキラリと光る良い会社もたくさんある。

ぜひ情報網を駆使して、そういう企業を見つけてコンタクトしてみて欲しいと思う。

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