今年一番と評判の動画
Twitterで知ったのだが、これはここに書き記してとどめていく価値があろう。わずか17秒の動画ですので、是非老若男女ご覧頂きたく。
題名の邦訳は、「びっくり子猫」かな?
目から鱗が落ちた記事があった。
リンク:ASCII.jp:写真の点と枠|塩澤一洋の“Creating Reed, Creative Mass.──大公開時代の羅針盤”
この記事の中で筆者は、写真は全て「点」で撮っている。と言う。
結果としてある範囲の風景が切り取られるのだが、最初から切り取る枠を決めるのではなく、あくまでも撮るのは「点」であり、切り取られるのは結果に過ぎないと言うのだ。
このように撮りたい「点」を決め、接近して確実にピントを合わせて撮った写真には、撮影意図が明確に表れる。その「点」が写真表現の要(かなめ)になるからだ。私の写真はすべてこの思考プロセスで撮影している。1枚1枚、「点」の確定、接近、フォーカスという3段階を繰り返しながら、表現したい絵を描くのだ。
これを読んで、私の写真の撮り方の欠点を教えられた気がした。
「写真は切り取りだ」など頭では分かったつもりでいたが、まだまだ漠然と枠を決めてそこに「収める」ことをやっていた。ズームをむやみに多用し、本当に撮るべきものに丁寧にフォーカスを合わせると言うことを怠っていた。
だから主題のはっきりしない力のない写真ばかりになってしまっていたのだ。
今度は「点」を意識したいと思う。どこにフォーカスを合わせるべきかをもっと考え、そこにさらに一歩近づき、出来るだけピンポイントで丁寧に合わせる。
それをやってみようと思った。
昨日から懐かしいCMをYouTubeで探すのにはまってしまった。
CMと言うのはその時代の庶民に共感されてナンボであるから、その時代の空気を封じ込めているなあと改めて思った次第。
例えばコカコーラのCMである。1987年頃のものらしい。
若いサラリーマンやOLたちの輝くような笑顔がいやに眩しく見える。
若者達が夢を持って働いていた時代だったのだろう。ちょっと悔しいけれど、この時代が懐かしくも、うらやましい。
例によって韓国ポップスであるが、今はまっているのが男女混合チームであるKoyote。
このビデオはかなり前に一度偶然Youtubeで見たことがあったので、もう何年も前の作品だと思うが、親しみやすいメロディとリズムが、これぞ韓国歌謡曲って感じ。
Koyoteの曲は、男女交代で歌うデュエット形式のものが殆どなのだが、男声ポップス、女声ポップス、コーラスのどれもが楽しめ、曲もダンスナンバーからバラードまでバラエティ豊かで、さながら、和洋中何でもメニューのあるお好み大衆食堂と言う感じだ。気取らない音楽が良い。
特にこの女性ボーカルのshinjiと言う人は、レビューでは「無理な高音」と言われてもいるようだが、確かに地声のまま高域まで張り上げる歌い方だ。だからある程度を越えると声に歪みがかかって、それがまた韓国歌謡らしいソウルフルさと切なさを醸し出して、とても良いのである。
見てきた。
エメリッヒ監督のことだから、
「SFXは物凄い!ただ、それだけの映画である可能性が高い。」
と思って見に行ったら、その通りの映画だった。
それにしてもあの都市崩壊のカタルシスは、多分作る側もそれを狙っているので不謹慎と言うことはないだろうから言うが、もの凄い快感である。
マヤの予言とやらは実際にあって、2012年に地球が終わると言うことも本当に心配している人もいるらしいが、エメリッヒ監督は、一応それをモチーフと言うことにはしていながら、そんなことはもはやどうでも良く、ただ壊す快感を爆発させたかっただけに違いない。
この超弩級破壊映像をもう一度見たいだけのために私はDVDが出たら買うだろうと思う。その価値がある映像だ。間違いなく本年度のアカデミー特殊効果部門ノミネートナンバーワンであろう。
ところで、たいしたことがないと思っていたこの映画のストーリーについて、非常になるほどと思わせるレビューがあったので引用させて頂く。
もしこの映画を「非現実的」という人がいたら、バカを言うなといってやりたい。そういう人たちはいったいどこを見ているのか、こんなにリアルな設定はないではないか。この地上の中で、あれを作れる技術力と経済力と奴隷酷使力があり、他の国民やマスコミを完璧にシャットアウトできる国など他にない。まともな人権感覚がある国では絶対に不可能なのである。
これまでパニック映画は、人類生存のためのプロジェクトを美談扱いしてきたが、『2012』はついにその現実を描いた。美談の裏には奴隷たちの犠牲があり、命よりも美術品を優先する姿があるのだ。
リンク:超映画批評『2012』80点(100点満点中) より
なるほどね~。実は私も見ていながら、自分の家族を守ることしか考えていない主人公よりも、敵役の太っちょ政府高官の方が正しいと感じていたのであった。
そうか、この映画では決して正しくないヒーローを描いたと言う点で、脚本的にもなかなか斬新な映画だったのかも知れない。
リンク:2012 - オフィシャルサイト
昨日撮影の帰りに、まだ時間が早いのでふらりと伊勢佐木町の有隣堂に行ってみた。
本当に久しぶり、おそらく10年以上ぶりくらいに訪れたこの店は、昔と何も変わっていなかった。中二階がある独特な構造も、小さなエレベータも昔のままだ。
ふと壁を見ると有隣堂が出来て今年で100周年と言うポスターが貼ってあった。家に帰って調べてみたら、この伊勢佐木町店が出来たのは昭和31年とのこと。
この店は私とほぼ同い年と言うことだが、私が一番良く行ったのは学生時代。もう30年以上前の頃だ。理工系の専門書が豊富に揃っていたので、大学時代の参考書や、社会人になってからも仕事のための専門書の多くをここで求めた。
その後相鉄ジョイナスなどに書店も出来たが、それでも専門書類はここの方が揃っていた。昨日も一通り廻ってみたのだが、それは今でも変わっていないように感じた。
電子工学関係の専門書コーナーに立ったら、若い頃の気分すら蘇ってきて、ちょっとしたタイムスリップ感覚を味わった。
向かいには閉店して遺跡となった松坂屋がある。この建物もかなり老朽化して維持も大変な時期に入っているのだろうが、是非このまま維持して行って頂きたいものである。
通常は200程度のアクセス数で推移しているこのブログであるが、11月16日に736と言う異常な高値を記録した。
この日に何が起きたのか?と言うことでアクセス解析を見てみると、このページにアクセスが集中していた。
リンク:Finepix F31fd- weekend_todo
リンク元を辿ってみると、このサイトのこのページであった。
リンク:Finepix F31fd - Fresh News Delivery
色々な製品を紹介しているサイトで、そこでFinepix F31fdを紹介している記事の中から、私の記事に直リンクが張られていたと言う訳だ。
私の書いた拙い記事を皆に紹介するに値すると評価して頂いたことは嬉しいことである。
ただ好きな時に好きなことを書いているに過ぎない。でもそのことが知らず知らずのうちに誰かの役に立つと言うことが、かなりの可能性で起きうるのがブログと言うものなのだ。
ブログを書き続けていることの醍醐味がここにある。
ブラウザがテキストエディタになって、好きなだけテキストを書いたら保存すると、他のPCやiPhoneでもそれにアクセス出来ると言うサービス。
リンク:SimpleText.ws — Your writing synced online
実にシンプルなインターフェイスで、画面はブラウザの全面がテキストエディタになってしまったと言う様相である。
テキストはいくつでも保存でき、「Open」で選んで開くことが出来る。
今まで、備忘録的なメモは、用途に応じていくつかのテキストファイルに書き、それをDropboxフォルダに入れて同期を取っていたのであるが、このサービスでそれが必要無くなった。しかもシンプルなだけに動作も速くて心地よい。
これも、ささやかなパーソナルクラウド化と言えよう。
国道から吊り橋を渡った奥に、木々の間に埋もれるようにしてその宿はあった。
料理は盛りつけも小粋な和風創作懐石。料理を部屋でゆっくりと堪能したら、真空管アンプが古くさいジャズを静かに奏でるバーで、お酒を楽しむ。
秋の夜長。
ここは私が今までに泊まった宿の中で、もしかしたら最高だったかも知れない。また行きたいと思った。
リンク:箱根湯本・塔之沢温泉 山の茶屋
先日の工場夜景アドベンチャークルーズに引き続いて、図らずもまたまたチャレンジングな撮影に挑むことになった。
図らずもと言うのは、実は今日はこれを撮るつもりはなかったからである。大桟橋に停まっている船の朝の出港風景をまたーり撮ることが目的で出かけたのであるが、大桟橋からさて帰るかと思ったらマラソンコースでカメラを持って待ち構えている人多数。
意外と良いポジションが確保出来そうな状況であったこともあり、この様子を見て参戦しないことに訳には男が廃る。しかも女子マラソンだし。
しかし結果は予想通りであって、200枚ほど撮って使えるのは4~5枚と言うのもアドベンチャークルーズの時と同じ。
ランナーの手足はぶらさずに、背景はボケさせたい。となるとシャッタースピードはある程度を確保して絞りを開けて、と言うことで被写界深度が浅くなるので、高速でこちらに近づいてくる被写体にピントを合わせるのは至難の業となる。
こうした場面ではあらかじめピントを固定しておく「置きピン」が定石なのだろうが、いきなり行った場所で、しかもどんな風にランナーが来るのかも分からないのでそれもままならぬ。
と言うことで、これは本当に奇跡的に撮れた先頭集団の姿である。
いやほんとに、最近、写真の神様が私に良い練習台を次々と与えてくれているような気がするのであった。
例によって韓国女性歌手である。曲がいい。歌も上手い。
IVYと言う人。韓国の歌手は芸風がはっきりしていない人が多くて、この人も強烈でセクシーなダンスミュージックもやるかと思えば、こんな情感たっぷりのバラードも歌う。
いや芸風が定まっていないと言うのではなくて、何でもこなせる歌唱力があると言うことと、そもそもそれが歌謡曲と言うものなのだろうな。
日本ではすっかり絶滅してしまった歌謡曲と言うジャンル。
私が若い頃に聞いていた懐かしさに満ちた歌が、まだ韓国にはあって、しかもそれを若いのに実力派の素晴らしい歌い手がたくさんいて支えている。
だから、K-POPに私は惹かれるのである。
この人に限って言えば、その張りのある伸びやかな声はこんなバラード曲でこそ活きてくると思うので、こういう歌でもっと頑張って欲しいと思う。
これは有り難い。
アーティスト名や曲名で検索すると、その曲が試聴出来ると言うものだ。
考えてみれば、既に画像や動画は検索出来ていたのだから、音楽が出来ていなかったのが不思議だったとも言える。技術的な問題よりも著作権絡みの問題でもあったのかな?
ちょっと前にYahoo知恵袋で、韓国の音楽を試聴出来るサイトを教えて欲しいと言う質問を出したら全然回答が無くてがっかりしていたところだったのだが、ともあれこれで希望が出てきた。
ただ、残念ながら今日時点では、まだ日本では動作しないようだ。
リンク:クロネコヤマトの信じがたい最悪な対応の話 - GetSet の日記
クロネコヤマトの社用携帯を拾った筆者が、同社のお礼の言葉も言わない対応に呆れ、その携帯を拾った場所に戻して同社に苦情のメールを送ったと言う顛末が書かれている。
筆者の腹立ちの気持ちは、まあ分かる。
しかしこの筆者はちっとばかし大人気なかったのではないか。
この担当の女性を責めることは出来ない。大企業では、マニュアルに外れた行動をすることは出来ないのである。してはいけないのである。
私だったら、この担当の女性には非が無く、しかもそれ以外に先方との窓口がとりあえず無いのだったら、近くにヤマトののぼりが立ったコンビニがあったと言うのだから、そこに状況を話して携帯を預けるだろう。
その上で。
別にお礼を言ってもらわなくても良い。謝礼もいらない。そうでありたい。
自分のわずかの行動が困っている誰かの役に立つことと、腹立たしい対応をした企業に謝らせるのと、どちらが気持ち良いだろうか。
リンク:アドベンチャークルーズ「工場夜景」:横浜リザーブドクルーズ
象の鼻パークを出港してベイブリッジをくぐり、本牧を廻って根岸湾へ。
そこで日石コンビナート群の夜景を撮影しようと言うクルーズである。
カメラを固定しても船が揺れているので無意味であること、船が思ったより岸に近寄ってくれないので高倍率の望遠が必須であること、夜で暗いこと、しかも気をつけないと海水のしぶきがカメラにかかる、と言う最悪の条件下での撮影は、これはもしかして何かの修行なのではないかとも思ったが、実際はとてもチャレンジングで面白かった。
写真は200枚ほど撮って人前になんとか出せるのは4~5枚。殆どがブレブレであった。まあ仕方ない。
アドベンチャークルーズとしての楽しさはあったが、この場所で本格的に綺麗な写真を撮ろうと思ったら、火力発電所前の岸壁に行って三脚を据え、望遠で長時間露光した方が良いと思った。これはそのうちやってみたい。
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