出来ない自分を許す
リンク:これで、いいのだ:谷誠之の 「カラスは白いかもしれない」:ITmedia オルタナティブ・ブログ
この記事の中で谷氏は、
理想的な模範的な行動規範を学習する上で、重要なことがひとつあるのです。
それは、「うまく行動できない自分を認め、許す」ということです。
と言う。
目標管理制度が上手く行かない理由の一つがここにあると思った。
目標を決めて実行する。そのこと自体は良い。しかし、目標と言うのは達成できないことの方が多い。
そのとき、真面目な人ほど自責の念にかられ、自分を追い込んで行く。
目標は「達成できるべき」と考えるから、それが出来ないのはダメだと言うことになり、自分をマイナスにしか見れなくなる。
逆説的なようだが、「目標は達成できなくても良い」とすれば、出来なかった時に落ち込むことなく、「次は出来るようにしよう」と言うプラス思考になれるのだ。
目標は達成できるべきであり、しかしあまりにも目標が達成できないから、目標のバーをこっそり下げたりすることが結構まかり通る訳で、でもそれは本末転倒だ。
目標は高くチャレンジングに掲げる。しかし、達成できなくても良いとおおらかに構える。おおらかに評価する。それでこそ明るく、プラス思考になってエネルギーが湧いてくると言うことなのだと思った。
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コメント
そうですね。
気がつくと、ついつい 袋小路に自分を追い込んでしまい、にっちもさっちも行かなくなる。
「できない自分を許す」なかなかできないですね。
少し前だと、先輩の方がいて、たまに、鋭い指摘をやんわりとしてくださいました。
投稿: 翁 | 2009年10月 7日 (水) 13時49分
>翁さん
「できない自分を許す」と言うことはその前提として、「できない」ことを認めるのが必要な訳で、できないのは「許す」ことではなくて「できない自分を認める」ことなのかも知れないなあ。と今思いました。
難しい理由はそこにあるのかも知れないですね。
投稿: TODO | 2009年10月 7日 (水) 20時47分