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2009年10月 4日 (日)

「宇宙戦艦ヤマト」実写版

リンク:キムタク・古代進で初の実写版ヤマト発進! (2-2ページ) - 芸能 - SANSPO.COM

森雪は黒木メイサで、沖田艦長はなんと山崎努。それ以外にも驚きの豪華キャスト揃いである。悪役はまだ未発表とのことで、Twitter界隈ではデスラー総統は是非とも伊武雅刀にやってもらいたいとの声が高い。

ところでメガホンを撮るのは、あの山崎貴とのこと。私はこれで期待が高まった。

山崎貴は「ALWAYS・三丁目の夕日」で名声を上げたが、実はその前に極めてSFチックな映画を2本撮っていることは意外と知られていない。「ジュブナイル」と「リターナー」である。

どちらもタイムスリップや異星人を絡めた立派なSF作品であった。それもそのはず、山崎貴監督は「未知との遭遇」と「スターウォーズ」を子供の時に見て以来、特撮監督を目指していた人なのだ。

元々、SF大好き、特撮大好き少年だったのだ。だから、あの「続・三丁目の夕日」のゴジラも、もううずうずしてどうしてもやらずにいられなかったのである。

さて、そういう人が「ヤマト」をやったらどうなるか? 「リターナー」は海外の名だたるSF映画へのオマージュ(パクリとは私は思わない)が散りばめられた作品だったが、「マトリックス」や「ET」と決して比べても決してひけを取らないVFXを作り上げていた。

だから、日本では極めて珍しいスペースオペラを、きっとこの人は期待を裏切らないレベルで見せてくれると思う。おそらくこれをやることが昔からの夢だったはずだ。

ただ、この人のキャラクタとして、どうしてもやや少年向けと言うか、家族で楽しめるような雰囲気になってしまう。優しい人なのでハリウッドのごりごりのアクション映画のようなハードな雰囲気が出来ないのだ。

だからこそ「三丁目の夕日」のような暖かみのある作品も作れた訳で決して欠点ではないのだが、それが「ヤマト」と言う極めて日本的な話でもある題材に、またぴったりではないか。

と言う訳で非常に期待をしているのである。

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