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2009年9月 5日 (土)

違和感のある客人

これもY150のイベントの一つだろう、今日は護衛艦「ひゅうが」が大桟橋に来ていた。

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リンク:空母型護衛艦が横浜港に 県警と防災訓練、大さん橋 - 47NEWS(よんななニュース)

いつものように大桟橋WEBカメラでこのことを知って写真を撮りに行ってみたのだが、今まで色々な船の来航をここで見てきた中で、今日ほど違和感を感じたことは無かった。

この場所に護衛艦は、あまりにも似合わな過ぎる。

観覧客を護衛艦に近づかせないために大桟橋は半分が閉鎖され、警官や自衛艦がそこかしこに立ち、海上でも巡視艇が護衛艦の周りを取り囲む。

このものものしさが、あまりにもこの場所に馴染まない。

これほどまでの違和感はいったい何なんだろう? と考えた。

横浜は、150年前の開港以来、来るよそ者を拒まず、争うこともなく、受け入れ続けてきた。脳天気なほどに受け入れ続けて、そしてそれに染まり、変わり続けてきた。それが、横浜と言う土地の生き方だったのだ。

ところが、今日訪れた護衛艦は違う。戦後初の日本製の空母でもある護衛艦「ひゅうが」は、今日は災害派遣時のデモンストレーションをやるために来ているとは言っても、ステルス化された船体の設計や魚雷やミサイル等、実戦のための船である。

戦うためのこの船は、いわば「拒絶」のシンボルである。それが横浜の今までの生き方と相容れない。だからものすごい違和感を醸し出す。

世界中から来た船を芝に寝転んで見て楽しむ。何の警戒も、偏見も無く。
大桟橋はそういう場所だ。

そして、だからこそ、一番横浜らしい場所なのであり、だからこういう客人はこの地にそぐわないのだと思った。

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コメント

横浜港にガンダムがいれば、違和感が無かったかもしれない。。

投稿: 葛飾のオヤジ | 2009年9月 6日 (日) 06時13分

そうだなあ。
でもガンダムも見に行って思ったけど、あれは東京だから似合ったと言う感じがする。
Y150出し物のフランス製の大蜘蛛が横浜の日本大通りを練り歩いていた時には、なかなかシュールで結構良かったぞ。

投稿: TODO | 2009年9月 6日 (日) 14時25分

しまった。今日横浜にいたのに見逃した!
拒絶を打ち破ったペリーの黒船は合衆国海軍の軍艦だし。ガンダムは空母ホワイトベースに搭載された攻撃機だし。
常に敬意を持って待遇される軍艦ってのはある意味華やかな存在だと思うなぁ。

投稿: meza | 2009年9月 7日 (月) 02時55分

>meza

いやガンダムは東京のあの場所ににしっくり溶け込んでいた。お台場と言うロケーションのせいかも知れないが。
横須賀なら全然違和感ないだろうが、特に最近の横浜ってなんかすごく脳天気な場所じゃん?
だからこその違和感だったんじゃないかと思う。

ところで昨日ってことはもしかしてこれかな?

http://blog.livedoor.jp/enjoy_yokohama/archives/50732934.html

投稿: TODO | 2009年9月 7日 (月) 20時30分

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