鎌ベイアンプ Kro
値段確か6,980円でYAMAHAのチップを使っていると言うデジタルアンプ。「超高音質を体験できます!!」
ほんとかいな?半信半疑でつけてみた。
うちのPCには以前からもったいなくもオーディオ用のスピーカYAMAHAのNS-10MXがついている。当然そのためには外部アンプが必要であるので、ソニーの古いAVアンプを介していた。
AVアンプはこの写真の上の棚に置いてあるのだが、単にスピーカを駆動するためのモノとしては、何とも場所を取る。そこでPCで気軽に音楽を聴くのに相応しい小型のアンプがないものかとは、日頃から思っていたのだ。
設置してみると、スピーカーと棚の間のわずかな隙間にぴったり収まった。値段の割に高級感のある黒い外観がスピーカーやモニターともナイスマッチング。
ところで肝心の音であるが、これが予想外の良い音で鳴ってくれたのである。
はっきりくっきりとした元気な音である。特にピアノトリオのようなパルシブな音源には相性ぴったりだと思った。ベースソロが心地よい。このサイズでしっかりとスピーカーを駆動していると言う感じがする。
正直なところ、SONYのAVアンプよりいい音でないかい? これがデジタルアンプと言うものか。もとの音源がMP3なのだから、これだけ聴ければ十分と思った。
ところでこのアンプ、その道が好きな人にとっては格好の改造の標的となっているようだ。電解コンデンサを交換すると音が変わる、いやさほど変わらないと楽しそうな議論がネットに多く上がっていた。
正直、ちょっとうずく。秋葉の古巣でパーツ買ってきて、20年ぶりくらいで半田ごて握ってみるか?
なんてことも思わせる楽しい逸品なのであった。
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