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2009年5月30日 (土)

「乗る前に読む旅客機入門」

羽田空港にあって飛行機関係の図書が多い本屋、ブックスフジでまたこんな本を買ってしまった。

月刊エアラインなどで良く名前を目にする航空写真家阿施光南氏の著であるが、豊富な知識の中から、旅客機のかなり専門的なことまで、しかし一般の人が読むのに決して難しくならない限度をわきまえて、ユーモアを交えながら書かれているので、面白く読めた。

その中にこんな一文があった。

どうして離着陸時だけが駄目で上空では使えるようになる電子機器(たとえばビデオカメラやデジタルカメラ、パソコンなど)があるのかというと、これは上空では影響がなくなるからではなく、万が一影響が出ても対処する時間的な余裕があるからである。航空会社にしてみれば、できれば全面禁止にしたいところだろうけど。

私も、何故巡航中だと影響を受けなくなるのか疑問だったのだが、そういう訳だったのか。

ところで、私はいつも携帯電話は鞄の中に入れているのだが、飛行機に乗っている間は身体に身につけるようにしている。もちろん電源は切ってなのだが、どんな事態があるか分からないが何かもしあったときに、通信手段であり情報を入手出来る手段である携帯は、上の棚にあるより、身につけておいた方が良い気がするからである。

そういえば以前に函館空港でハイジャック犯が機内にたてこもる事件があった時、トイレの中から携帯で警察と連絡を取っていた乗客がいた。

そういうこともあるかも知れない。

乗る前に読む旅客機入門―空の旅が何倍も面白くなる一冊 (光人社NF文庫)
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