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2009年4月25日 (土)

酒のうえのこと

草薙君の事件を見ていて、前に本で読んだあるエピソードを思い出した。

高橋尚子を育てた、小出義雄監督の話である。酒豪で知られる氏が、もう時効だろうからと自らの著書の中で書いていた話。

高校の陸上競技部の監督時代、教え子が優勝したか何かで祝勝会があり、酒を飲んだ状態でクルマを運転して帰ってしまったところ、運悪く警官につかまってしまった。

「しまった。これで監督生命もおしまいだ・・・!」と酔いも醒めようと言うとき、警官は

「あれ?小出監督ではありませんか?」

事情を話すとその警官は、「気を付けて帰って下さい」と見逃してくれたと言うのだ。

あの時あの警官でなかったら、今の自分は無かったし、当然高橋尚子も金メダルも無かった。と氏は述懐する。

今回の草薙君のやったことは、酒酔い運転より悪質だろうか?

私にはそうは思えない。だからあの加熱した報道や家宅捜索までした当局は明らかにやり過ぎである。

情状に流されず、良くないことは良くないと正すことは確かに正しいだろうが、世の中、なんかぎすぎすしてきましたよねえと感じるのは、私だけであろうか?

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