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2009年4月 9日 (木)

モノは人を幸せにするか?

消費の冷え込みによって、今一番打撃を受けているとされるのは、かつて日本が高度成長期の頃に言われていた三種の神器、3C、即ち、カー、クーラー、カラーテレビを作っている自動車、電機メーカーである。

国は定額給付金をばらまいてでも、なんとか国民が再びモノを買うことの欲を持ってもらえまいかと躍起ではあるが。

私は今の消費の冷え込みは、単に不況と言うことではなく、日本人の価値観が変わり、モノに価値を見出さなくなった一つのパラダイムシフトであろうと思っていた。

モノは人を幸せにしない。 それを人々が気付いてきたのだ。

と言うことなのだが、今日私が言いたいのは、実は逆でして。

モノは人を幸せにする。

モノが人を幸せにしないのは、そのモノそのものの価値を求めるのではなくて、それを「所有すること」に価値を求めた場合に起きることではないか。

人が持っているから持つ。これくらい持つべきだから持つ。そういうモノとの関わり方は、つまりはそのモノを愛している故に持つ訳ではない。

だから幸せにはなれない。

真にそれを愛して、それが欲しい。そのモノと一緒にいれば心底幸せである。そういうモノとの関わりがあれば、人は絶対に幸せになれると思う。

いいクルマに乗る。良いカメラを持つ。絶対に幸せになれることだ。

国民が分かってきているのは実はそういうことなのかも知れない。

だから。

モノを買わせるために金をばらまくのじゃなくて、真に愛せるような良いモノを作ることに金を出した方が良いのではないかしらん。

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コメント

その通り!とモニタの前でうなづきまくってしまいました。

購入する前、いろいろ検討するのも幸せ。
実際に手に取って、また幸せ。

ここまでがその従来の消費欲が満たされた状態なんでしょうけれども。
その後にも

手に馴染んで、愛着が湧く幸せ。

ありますよねえ?
現に私、カメラのおかげで幸せですもの。

投稿: pinoco | 2009年4月12日 (日) 13時52分

>pinocoさん

モニタの前でうなづきまくって頂き、ありがとうございます。(笑)

私が思うに、結局良いモノと言うのは、単なる物質じゃないんですよ。
作った人の心と言うか、言い換えれば作った人の幸せがそこにこもっている。
だからそれを持つことで幸せになれるんじゃないかなあ。
良いモノってそういうものじゃないでしょうか。

投稿: TODO | 2009年4月12日 (日) 21時18分

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