アナログ酒
まだ札幌にいるとは言え、今夜は早めに食事またの名を飲みに行き余裕のある夜を過ごした訳であったりすると言うことで、ふと座ったカウンターの前を見て思ったのだが・・・
酒のラベルってのは、現代において誠にアナクロと言って良いほどアナログ風味であるなあ。と。
今の時代もっとデジタルチックだったりポップだったりするデザインのものが跋扈していても良いのではないか。
と言うとそんなラベルの酒は旨そうじゃないと言う声は当然想定されるのであるが、それが人の世の真実であるならば、酒以外の分野では何故かくもデジタルチックが蔓延しているのか?
デジタルっぽいものが旨そうでない、やはりアナログでなくてはならないと言うなら、何故音楽にしても何にしてもデジタルがこれだけ流行るのか。おかしいではないか。
物心ついた時にはまだデジタルが無かった中で育ち、今やデジタルの恩恵も仕事でも趣味でも享受し、その楽しさ、良さも分かる我々の世代は、ともするとその狭間でよく分からない思いに戸惑うのである。
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コメント
キット、その理由は「口にするものだから・・」。
投稿: 葛飾のオヤジ | 2008年2月28日 (木) 23時48分
お酒や焼酎を飲む年齢層も関係しているのだと思いますが?
でも想像してみても「OTOKOYAMA」なんて英文の名前とか、ゴシック体で「男山」だったりすると、どうも買う気が起こらないのも本音です。時代を超えて飲まれ続けて来たが故に、ラベルのデザインもなかなか変えられないのでしょうね。若い人がもっと日本酒を飲むようになったら、デザインも斬新になるかも・・・。
投稿: サーモン | 2008年2月29日 (金) 21時25分
TODOさん、Aloha・・!。
何故か最近、日本酒を飲むようになりました・・・。
まっ・・・、10日程度の事だけれど・・・。
八海山がお気に入りで・・・、
180mlの一番小さいボトルで普通酒から大吟醸までそろえて
”のみ比べ”なんぞをしています・・・(笑。
なんで八海山なのかって・・・?
ラベルが綺麗だったから・・・です・・・(笑。
ではでは、Mahalo。
投稿: jazz | 2008年2月29日 (金) 21時25分
ワインみたいなラベルの日本酒とかありますよ~♪
飲んでいる人も、すっごくおしゃれ~な感に見えてきます♪
あと、日本酒タンクの状態をグラフ化したラベルもありました。見てもわからないけど、読める人にはそれだけで味がだいたいわかるらしいです。ちょっとカッコイイ。
投稿: hirorin | 2008年3月 2日 (日) 04時35分
>サーモンさん
いやうちの息子も日本酒が結構好きなんでね、若い人も呑んでいるはずなんですが、こういうのって変わらないのはやっぱりそういうものなのかな?と。
>jazzさん
ラベルで飲んでみようかと言う気になることは確かにありますよね。
いや実際、アナログ風味とは言え私も決して非難しているののではなくて、デザインは皆力が入っていて傑作が多いとは思います。
>ヒロリン
あーやっぱそういのもあるんだね。
これから飲む人の世代が変わるとそういうのが増えてくるのかも知れないね。
うん、多分そうなんだろうな。
投稿: TODO | 2008年3月 2日 (日) 20時13分