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2007年9月 2日 (日)

横浜のエキゾティシズム

大桟橋近くにある横浜開港資料館に久しぶりに行ってみた。黒船が来て横浜が開港された当初からそこにあったと言われる「たまくすの木」を中庭に抱く、由緒ある建物である。

リンク:横浜開港資料館

今日はそこで、アメリカ人写真家による当時の横浜を中心とした日本各地を撮影した写真集を買ってきた。

私は決して歴史好きと言うことではないのだが、こういう自分が知っている土地の昔の姿に思いを馳せることが出来る写真や地図などを見ることが、何故か大好きなのだ。

shasinshuu

この表紙に写っているのは開港当時の横浜山下町のあたりである。この本の巻頭の解説には当時の横浜についてこう表現してあった。

日本最大の外国人居留地を持つ国際貿易港であった横浜は、日本人に対して西洋的なものと、西洋人に対して日本的なものと、二重のエキゾティシズムを持たねばならなかった。西洋の小都市さながらの居留地を、和服姿の日本人が闊歩し、陶器や漆器など伝統工芸品の並ぶ純和風の建物の店先に、CURIO SHOP と大書された英語の看板が掲げられていた。

私は、今の横浜もこのままだと思った。横浜で最も新しい観光スポットである大桟橋の奇抜な建造物が、何故この地にこんなに溶け込んで良い感じになっているのか、それはこれもまたスペイン人の設計によるもので、だから日本のものでないこと即ち、それが横浜っぽさと言うことの条件であるからではないのか。そんな気がしたのである。

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コメント

そういえば、横浜の老舗ホテルで、歴史人(マッカーサーなど)が泊まったときの写真を展示中だと、ニュースでやっていたね。

投稿: 葛飾のオヤジ | 2007年9月 4日 (火) 03時28分

>オヤジさん

山下公園前のホテルニューグランドだと思います。
マッカーサーが泊まったと言う部屋は今でも「マッカーサースイート」と言う名前で残っているとか。

投稿: TODO | 2007年9月 4日 (火) 21時18分

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