「メッセンジャー」
元気の出る映画を見たくなったら、これをお奨め。
自転車便の若者達が、都内を舞台にライバルのバイク便とデッドヒート。
一言で言えばそういう分かりやすくて単純な映画であるが、これが全編に爽快感とスピード感が溢れて最高に面白い。
作ったホイチョイ・プロダクションと言えば、冬山が舞台の「私をスキーに連れてって」やミニFM局を運営する若者達を描いた「波の数だけ抱きしめて」など、その時代時代の最先端のトレンドをお洒落に取り入れながら、エンタテイメント溢れる素敵な映画を作ってきたハイセンス集団だ。
この映画では自転車やウェアもさることながら、携帯電話や飲み物など、細かいディテールにこだわっているところがホイチョイらしさではある。
思うに、この映画以後東京には自転車便の若者達や、ヘルメットをかぶって自転車に乗る人が増えてきたような気がする。
草薙剛と飯島直子主演。なんと加山雄三が特別出演しているのも見物である。
メッセンジャー 草ナギ剛 飯島直子 矢部浩之 ポニーキャニオン 2000-03-17 by G-Tools |
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント