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2007年8月 5日 (日)

「グッバイガール」

ふらりとDVD売り場に寄ると、昔見た良い映画が廉価版で出ていたりするのを買うのが趣味の一つになってきた。

これもまた昔TVで偶然に見て心に残っていた映画の一つ。

主演のリチャード・ドレイファスは、この同じ頃にスピルバーグに気に入られて「ジョーズ」と「未知との遭遇」に立て続けに出演しているが、この「グッバイ・ガール」でアカデミー主演男優賞を受賞している。さぞかしこの頃は忙しかっただろう。

男に騙され続けて、ものごとを悪いようにしか考えられなくなっている女と、マイペースで頑固だが夢を追い続けている男。

決して若くも美男美女でもない二人のラブストーリーは、所帯じみててロマンチックじゃないのだけど、見ているこちらは自然とにっこりして、暖かな気持ちになる。そんなドラマだ。

特に雨の中のラストシーンがじーんと来る。そこから繋がる夜の街をバックに流れる「グッバイガール」のテーマ曲がいつまでも心に残る。

goodbyegirl

見た後で幸せな気持ちになれる映画、後味の良い映画が私はやっぱり好きだ。

B000M2DMCO グッバイガール
リチャード・ドレイファス マーシャ・メイスン クイン・カミングス
ワーナー・ホーム・ビデオ 2007-01-26

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コメント

Todoさんの切り口はいつも素敵だ!
・・「余韻」が何にでも必要ですよね!!
(例え、食事でも、映画でも、本でも。。)

投稿: 葛飾のオヤジ | 2007年8月 6日 (月) 06時40分

>オヤジさん

潮風に吹かれてビール飲みながら歌姫の歌を聴けたら、私ぁ一生ものの余韻に浸れると思います。

投稿: TODO | 2007年8月 6日 (月) 21時35分

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