「地下鉄(メトロ)に乗って」
うちの部には「課題図書」と言って、自分の気に入った映画のDVDを半強制的に他の人に貸し付けて見させると言う風習がある。
まだそんなに多くの課題図書が存在している訳ではないのだが、私が上司に貸し与えた課題図書がこの映画だ。
貸す時には見てみたかった映画だと言って喜んで持って帰ったのだが、見終わっての感想を聞いたら「?」のマークが頭の上に漂っていた。
この映画は昭和30年代に遡ると言うプロットから「三丁目の夕日」を見た人が同じような雰囲気の映画かと思ってみると、その設定も雰囲気も全く違う映画である。
言わばこの映画は時間旅行もののSFなのだ。
ストーリーは、過去に行って過去を変えることで現在が変わってしまうと言う、時間旅行もののSFには良くある話の応用であり、その意味ではあの「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に似ていると言える。
そんなところが私のようなSF好きは思わず「なるほどね」とニヤリとしてしまうところなのだが、そういうSFに親しんでいない人には、結末の意味が分からず、だから全体のストーリーの意味がつかめずに「?」となってしまうようなのだ。
その点でちょっと見る人を選ぶ映画かも知れない。
地下鉄(メトロ)に乗って THXスタンダード・エディション 堤真一 浅田次郎 篠原哲雄 ジェネオン エンタテインメント 2007-03-21 by G-Tools |
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コメント
なかなか良い風習が職場にあるんですね~
いつも思うけど、本当に楽しそうな職場です。(仕事が大変だからこそ生まれた連帯感というか・・)
半強制的にコーヒーを飲まなきゃいけないという職場の風習の会社とは大違いだな。コーヒーはキツイ・・2時間で5杯とか。
投稿: hirorin | 2007年4月10日 (火) 11時03分
>ヒロリン
本当に楽しそうな職場に見えるのは、楽しいことだけ選んで書いているからかもよ?
まあ書けるような楽しいことが全くない職場もあるだろうから、それよりは確かに楽しい職場なのかも知れないけど。
コーヒー2時間で5杯? そりゃ無理だわ。
てことは頼まないのに誰かが自動的に入れて来ちゃうってことかな?
投稿: TODO | 2007年4月10日 (火) 21時46分