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2007年4月29日 (日)

「新幹線大爆破」

@nifty ShowTimeで楽しんだ今日の映画はこれ。

1975年の東映作品だ。

新幹線に爆弾が仕掛けられる。その爆弾は時速80キロ以下になると爆破するようにセットされている。そう、この話はあの「スピード」と同じなのだが、こちらの方が元祖で、「スピード」が後にそれをバスに焼き直して作られたものだ。ラスト近くで犯人を騙すやり方もそっくりだ。

この映画が出来た当時、過激派による大企業爆破事件などがあって公開が延期になったとか、映画の内容からして国鉄が協力を断固拒否したとかいわくつきの映画でもある。

爆弾犯を演ずるのは、なんと高倉健。デニス・ホッパー演じる「スピード」の犯人もキレたオヤジでこれもなかなか良かったが、高倉健演じる犯人は、寡黙に冷静に計画を実行する。

犯人達は潰れた零細工場の社長と元過激派の闘士。彼らの歪められた過去が犯行の動機へとつながる、その人間描写が日本映画らしい重さを増して、それがこの映画を単なるサスペンスパニックものではなくしている。

今見るとストイックで一途過ぎるほどな登場人物達の生き様は、当時の日本の男達そのものだったのかも知れない。

でもこの映画は今見ても決して色褪せない手に汗握る第一級の娯楽作品である。

B000066AEH 新幹線大爆破
高倉健 千葉真一 宇津井健
東映 2002-07-21

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