B377 ストラトクルーザー
羽田空港内にある店に飾ってあった模型。
美しいその姿に惹かれてしばらく思わず見入ってしまった。
古き良き旅客機黄金時代の名機ストラトクルーザーだ。
東京を空襲したB29爆撃機を旅客機に改造したその機体は、総2階建てで豪華なラウンジやベッドなどが装備された、空のホテルと呼ぶに相応しいものだ。また、爆撃機ゆずりのコックピットは下方視界がすこぶる良い。きっとパイロットにとっても操縦するのが楽しい飛行機だったに違いない。
こういう夢のある飛行機を見ると、今の旅客機は単なる輸送機械にしか見えなくなる。飛行できる状態で現存している機体はないとのこと。
残念である。
実機の写真はこちら。
画像-Boeing 377.jpg - Wikipedia
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コメント
全体的な飛行機の形としては、やっぱりちょっとスマートさに欠ける感じはするけど、これがまたマニアの心をくすぐるんですよね♪
機体の美しさよりも、乗っている人(お客さんも操縦する人も)の人間身を感じられるような気がして、なんとなくこういうのに惹かれます。
東海道本線も・・・アルミの車体よりも、昔のオレンジ色の鉄の車両に魅力を感じる私でーす。
投稿: hirorin | 2007年4月21日 (土) 00時35分
>ヒロリン
そうそう、女性に例えて言うなら、スマートなだけじゃファッションモデルみたいなもんでさ、人間的な魅力と言うか色気と言うかそういうものがないってのと同じような感じじゃないかな。
投稿: TODO | 2007年4月21日 (土) 23時43分
昨年羽田でここを見たときにはこの模型はなかった気がします。
時々展示を変えてるのでしょうかね?
改造した機体とはいえ、同じ形の飛行機でも
人を乗せる旅客機になったほうがやさしく見えますね♪
投稿: salmon | 2007年4月23日 (月) 21時16分
>サーモンさん
第2ターミナルビルの本屋の隣りにあるショーウィンドウです。
私はいつもはJALなので、ここを通りかかったことは2回くらいしかないので初めて見ました。
平和はいいですね。機械でも優しい顔になるんですね。
投稿: TODO | 2007年4月23日 (月) 22時41分