「ショーシャンクの空に」
上司が「絶対いいから見ろ」とうるさいので買ってみた。(笑)
ところがどっこい、ホントに良い映画であった。
主人公は殺人の冤罪で刑務所に送り込まれた銀行員。しかし彼は不運な境遇に逆らうことも、自暴自棄になることもなかった。いつしか彼は他の囚人達にも影響を与え始める・・・。
閉ざされた塀の中での男達の群像劇は、「グリーンマイル」や「大脱走」に通じるものがある。
序盤は絶望的な境遇に送り込まれた囚人達を描いた重い雰囲気なのだが、主人公の生き様を我々も一緒に見ていくうちに、徐々に彼の言う「希望」に引き込まれていく。
そしてラストの爽やかさが、全てを覆す。幸せとは、こういう一瞬のことなのだと見る者に教えるかのようだ。
主人公のティム・ロビンスとモーガン・フリーマンの二人が実に良い。モーガン・フリーマンは数多くの作品に出ているが、私はこれが最高傑作と感じた。抑えた演技に実に深みがある。
この映画、公開された当時は「フォレスト・ガンプ」とかち合ってアカデミー賞を根こそぎさらわれたと言う、いわく付きの無冠の名作である。
ショーシャンクの空に ティム・ロビンス スティーブン・キング フランク・ダラボン ワーナー・ホーム・ビデオ 2006-12-08 by G-Tools |
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コメント
ああ…観たのに全然覚えてないです…
もう一回観なくちゃ。
投稿: KIKI | 2007年3月25日 (日) 21時01分
>KIKIさん
お久しぶりです。
忘れちゃいかん忘れちゃ。(笑)
ぜひもう一回見て下さい。改めて良さが分かるかもね。
投稿: TODO | 2007年3月25日 (日) 23時12分