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2006年12月16日 (土)

「東京ディズニーランド」のレストランで実際にあった話

日毎に寒くなり、年末の慌ただしさもまして来た日々。
心温まる話がいいですな。

会社で読んでいたとあるメルマガに載っていた話である。
株式会社オリエンタルランドの相談役顧問が、何かの講演会で話したエピソードらしいのだが、良い話だと思ってコピペして保存しておいた。

あるご夫婦がレストランを訪れ、食事のオーダーをしました。
「Aセット一つと、Bセット一つ。」ウェイトレスが注文を聞きその場を離れようとしたその時、夫婦はしばし顔を見合わせ、「それとお子様ランチを一つ頂けますか?」と言いました。

ウェイトレスはテーブルを見渡し、
「お客様、誠に申し訳ございませんが、お子様ランチは小学生のお子様までと決まっておりますので、ご注文は頂けないのですが・・・。」
するとそのご夫婦はにっこり微笑んで、
「それなら結構です。」と言われたそうです。

どうしても気になったウェイトレスは勇気を出してマニュアルから一歩踏み出し尋ねてみました。
「失礼ですが、お子様ランチはどなたが食べられるのですか?」
その夫婦はしばらく顔を見合わせ、沈黙した後、話し出しました。

「実は、私どもには以前子供がおりました。しかし、幼くして亡くなってしまって、一度もディズニーランドに連れて くることが出来なかったのです。子供を亡くしてからは、しばらく何もする気力も起きずただ呆然と毎日を過ごしていたのですが、ようやく最近落ちついてきたので・・・

今日は、亡くなった子供の誕生日だったものですから・・・。
親子三人で一日思いきり楽しもうと、ディズニーランドにお邪魔したのです。思い出に三人で一緒に食事をしようと思ってお子様ランチを頼んだのですが・・・。
ただ、今日はもう十分に楽しませて頂きましたので・・・。」
そう言うと二人はにっこりウェイトレスに微笑みました。

ウェイトレスはその場でご夫婦に頭を下げ、その足でマネージャーに報告に行き、全てを話しました。聞き終えたマネージャーはすぐさま、厨房のシェフに向かって「お子様ランチひとつ!」とオーダーをし、ウェイトレスに「お子様用のイスを用意して!」と指示を出しました。
その数分後・・・運ばれてきたのは夫婦のオーダーした料理と『お誕生日おめでとう』のプレートが立ったお子様ランチでした。

「お客様、大変お待たせいたしました。
ご注文のお子様ランチをお持ちいたしました。
お子様のイスは、お父さんとお母さんの間でよろしいですか?
では、ゆっくりと食事をお楽しみください。」
ウェイトレスはそう言ってその場を去りました。

後日、この夫婦から手紙が届いたそうです。
「あの日、食事を戴きながら涙が止まりませんでした。
まるで娘が生きているような家族の団らんを味あわせて戴きました。
あのような優しい思い出を頂けるとは、夢にも思いませんでした。
今度はあの子の妹か弟かを連れてきっとまた遊びに行きます。」と。

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コメント

やだ・・・このお話を読んで 涙が出てきて・・・・。
ご両親の思いもウエイトレスさんの思いもマネージャーさんの心配りもモロに伝わってきちゃいました。
ここはすごく素敵なお店なのでしょうね。
同じ接客をする立場の人間として こういう思いやりをもっていつも接客が出来る自分でありたいと思います。
 良いお話を ありがとうございました(^_^)

投稿: EKO | 2006年12月16日 (土) 21時07分

泣ける話ですね・・・・(ρ_;)ぐすん

今の世の中全てマニュアル通りじゃないと何も出来ない人達が多い中
この場に居た人達は人間味があって・・・・
気持ちの触れ合いを大切にする人達で良かった

色々書きたいけど胸が締め付けられて何を書いたら良いのやら・・・
落ち着いたらまたカキコしに来ますm( __ __ )m


投稿: 虎鷹♪ | 2006年12月16日 (土) 21時37分

良い話ですね。涙がじわっと・・・

マニュアルはあくまでも慣れるまでのルール。
だから守らなくてもいい時もあるはず・・・
最近それが出来ない人が多いですよね。

ウェイトレスさんもマネージャーさんも・・・
きっとお店全体が「楽しんで欲しい」って気持ちになって
仕事をしているんでしょうね。

投稿: corosuke | 2006年12月16日 (土) 21時45分

最初にお子様ランチ頼んだ時点で話が想像できて泣けてきた。
うぅぅ・・こういう話は弱い。
ディズニーランドって本当にキャストひとりひとりにプロ意識がありますよね。すばらしい。

投稿: hirorin | 2006年12月17日 (日) 10時55分

これから無神経なコメントをします。ごめん。

え”?こんなことあり得ないでしょ。
「しばらく顔をあわせ沈黙」とか、
「二人はにっこりウェイトレスに微笑みました」
とか、作家が書きました臭100%じゃん。

死んだ子供用の椅子を出すマネージャーの対応も、極めてハイリスクだと思うけどね。いきなり号泣とかされたりしたらどうすんだろね。商談客とか勝負モードのカップルとかいたら台無しだよ。あ、Dランドに商談客はいないか。

本当にこの話の出所がオ社だとは信じ難い。都市伝説だと思うけど。では検索。

極めつけはこのあたり。凄いよ。死んだ子供見えちゃうの。
http://plaza.rakuten.co.jp/mindcare/diary/200503130001/

投稿: meza | 2006年12月17日 (日) 12時30分

>EKO

いや、俺もこれ読むたびに泣けるんだわ。
こういう人情話って日本人のツボを射止めるように思います。

>虎鷹♪さん

おや、ここにもツボにはまった方が。 (笑)
虎鷹♪さんの人柄が伝わってきた気がしました。

>corosukeさん

拙宅にお越し頂けるのは珍しいですね。 ありがとうございます。

マニュアルやルールって、なかなか難しい。
私の仕事柄、会社の中ではそれを守らせる立場だから、「こういう場合どうすれば良いのか?」と質問されたら、規定でそうなっているからそうして下さいとしか言えない。
心の中では、「聞かなかったことにするから、頼むからそんなこと聞かないでくれ」と思うことが時々あります。

>ヒロリン

実は私はディズニーランドって、子供がまだ小さい頃に1度行ったきりなんです。ああいう作り物の世界って、全部はりぼてにしか見えなくてどうも楽しめないと言うひねた根性を一家で持ってまして。(笑)

でも来てくれた人に本当に楽しんでもらうためのプロとしてのいろいろなことが行われてるんでしょうね。

>meza

リンク先の文章を読むと、この話と似通い過ぎているのでどっちがオリジナルか分からないけど、明らかに尾ひれがついて拡張された伝説になってる気がするね。

まあオリエンタルランド役員の講演会と言うと、それ自体エンタテイメントだったのかも知れないしと思う。

でも、このへんも含めてディズニーランドらしいと言う気がします。
ファンタジーの世界に誘って幸せにするのが彼らの仕事だと思えば、やられちゃったな。でいいんじゃないかと。

なんだかんだ言っても、感動させた方が勝ちと俺は思います。

投稿: TODO | 2006年12月17日 (日) 22時19分

↑すごい、よく調べて見つけてきますねっ。
確かに脚色されてる部分もあるだろうけど、どっちにしても泣ける話には違いない・・

投稿: hirorin | 2006年12月17日 (日) 22時31分

TODOさん、Aloha・・!。

うぅ・・、泣ける話だ・・って読んで行って

>今度はあの子の妹か弟かを連れてきっと・・・

と言う行を何故か・・・
「今度はあの子の娘か息子を連れてきっと・・」
と勝手に読んでしまって・・・。
ナンだ・・・オチが有るのか・・と一瞬
思ってしまった、心の汚れた自分です・・・。

因みに学生時代レストランでアルバイトを
していた時に大きな男の子のお人形を子供用の椅子に
座らせていた英語圏のカップルがいて・・、

人形の前にアイスクリームを出したら、凄く喜んで
貰えた・・・と言う、この話とは程遠い事をしました・・・。


ではでは、Mahalo。

投稿: jazz | 2006年12月18日 (月) 12時25分

>ヒロリン

ほんとは俺も泣ける話ってのは好む方では無かったのだが、最近そうでもないかな?みたいな。これも歳のせいか?

>jazzさん

私も昔派手なおばさんが大きな男の子の人形をまるで子供のように抱いて電車に乗っているのを見たことがあります。
ああゆうのって、きっと何かこの人にあったに違いないと分かるから、なかなか見ててもつらいものがありますな。

投稿: TODO | 2006年12月18日 (月) 22時08分

・・・そう。自覚してね♪
TODOさんもお年ゴロです。けど、そういうTODOさんが好きです!(愛の告白・・なんかちょうだい♪)

投稿: hirorin | 2006年12月18日 (月) 23時25分

>ヒロリン

「ケツの毛まで抜かれて鼻血も出ねえや」
by 紅の豚

投稿: TODO | 2006年12月19日 (火) 00時11分

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