惑星大怪獣ネガドン
とんでもないDVDを買った。
怪獣映画である。
それもなんと実写が一切ない全部CGで作られた「特撮」映画なのだ。昔の特撮映画風の映像をCGで再現していると言う、とんでもなく酔狂な映画だ。だが、これが実にイイ味出してる!
たった一人の怪獣映画オタクCGアーティストによる自主制作短編映画であるのだが、何よりも怪獣映画への果てしない愛情が溢れ出ている。昭和30~40時代に東宝や大映の怪獣映画をワクワクしながら見た子供だった人なら、誰もがツボだろう。
もちろん、私がその一人だ。
舞台設定は「昭和百年」と言うことになっている。平成にならなかった日本。そこは現代とは違うパラレルワールドなようで、火星テラフォーミング計画が進行している未来でありながら、電話はダイヤル式の黒電話だったり、戦闘機は懐かしのF-104だったりと言う具合だ。蛇足だが、F-104をこれ以上カッコ良く描いていた映画は今までにないように思う。
かように、全てが昔見た怪獣映画へのオマージュなのだ。これは違った意味で最高の特撮映画だと言えよう。
惑星大怪獣ネガドン 粟津順 特撮(映像) コミックス・ウェーブ 2005-12-15 by G-Tools |
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コメント
で、この映画の中にTODOさんも出ているのですか?
そんな気がします。
投稿: hirorin | 2006年9月10日 (日) 10時47分
>ヒロリン
そのコメント、どう反応して良いものやら半日悩んだ結果、どう反応して良いのか結局分からん!(笑)
なんで俺が出ているような気がしたの? 俺ってレトロな世界に住んでいるイメージがあるのだろうか? てゆうか単に年寄りだからか?(笑)
投稿: TODO | 2006年9月10日 (日) 22時09分
怪獣っぽい気がするから。
普段は暗闇に潜んでゴソゴソ活動して、ある時いきなりバーーーン グウォォォォォ~・・って明るい世界に現れる(笑)
で、見た目のわりに弱い。カネゴンみたいな存在。
投稿: hirorin | 2006年9月11日 (月) 09時43分
>ヒロリン
見た目の割に弱いだ?
分かっとらんな。見た目の通り弱いのだ。
投稿: TODO | 2006年9月11日 (月) 18時54分