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2006年9月28日 (木)

傾向と対策

ちょっと前に労基署から査察が来た。

「ついにうちにも来たか!」と言うインパクトでは、架空請求の督促ハガキが来た時以来である。

まあ定期査察のようなので、そう慌てる問題ではないのだが、最近頭を悩ませている問題の一つがこれであることは否めない。是正勧告に従って、いろいろと社内規定を変えないといけない。

「次はあなたの会社かも知れませんよ」

と言うことで、最新労基署傾向と対策だっ!

(1) タイムカードと残業は合っていますか?

タイムカードと賃金台帳を見比べて、タイムカード通りに残業手当が支払われているかチェックされます。
サービス残業が横行していませんか?
1時間単位とかで残業の切り捨てが行われていませんか?

(2) 管理職にも残業手当が出ていますか?

一般社員と同じように遅刻早退をカウントされていたり、管理職になると残業代が出ないので一般社員より給料が少なくなってしまうような管理職がいませんか?
こういう人は社内の肩書きは管理職でも、労基法上の管理監督者には当たらないので、ちゃんと残業手当を支払う必要があります。

(3) 営業マンの残業はどうなっていますか?

鉄砲玉の営業マンは労働時間の管理ができないので、所定労働時間働いたとみなすことができますが、夕方帰社してから夜まで残業している営業マンには、きちんと残業手当を支払っていますか?
営業マンは残業手当の代わりに営業手当とかの名目で一定額を支払っている場合は要注意です。

昔、何かのTVドラマだったと思うが、月々の給料の支払いにも困っている零細企業の社長のもとに、社長の人柄に惹かれて「お金なんかいいです!」と言って集まった若い社員のことを美談として描いていたのを思い出した。

今だったら、真っ先に労基署の餌食だな。

「お前ら、利益出すのがどれだけ大変だかわかってんのか!」

と労基署に殴り込んでキレた中小企業のオヤジがいたと言うことを聞いたことがあるが、分かる気がする。

労働者の権利と健康を守ることは否定しない。でも、何かがやっぱり違う気がする。

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コメント

いろいろと我が社のことを書きたいのですが・・・ダメかけません!
我が社にも問題だらけですよ、労基署さんが来たら大変だー!

投稿: salmon | 2006年9月29日 (金) 21時20分

>サーモンさん

いや、正直どこの会社でも問題だらけが普通って感じだと思います。
ここだけの話ですけどね、労働基準法って法律自体がもう時代に合ってないと思います。
「労基法は守れない法律なんです」とセミナーの冒頭に言い切る弁護士の先生もいました。

投稿: TODO | 2006年9月29日 (金) 21時58分

労基法は「使用者と労働者が対等の立場として・・」書いてあるけど、はっきり言って対等なんて無理だよね~

本当に対等になるなら、労働者ももうちょっと使用者の立場にたって仕事したら?とも思う私です。最近ちょっと意識低いもん。
私はこの「対等」がどういう状態かを、もっときちんと定義すべきだと日々思ってます!!

投稿: hirorin | 2006年9月30日 (土) 12時06分

>ヒロリン

そうそう、対等でなんか最初からありはしないんだよね。
対等になれないからこそ、一方的に労働者の味方をしている偏った法律が存在していると私は思います。
一方で職業選択の自由が存在する限り、企業は好きなように人を雇う自由も存在する訳です。
そのへんの基本を労働者も知るべきだと思いますね。

投稿: TODO | 2006年9月30日 (土) 15時05分

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