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2006年5月 1日 (月)

FIRST OF MAY

毎年この日になると、思い出す歌がある。

映画「小さな恋のメロディ」の中で流れる曲、「FIRST OF MAY」だ。
「若葉の頃」と言う美しい邦題もついている。
歌っていたのは、まだディスコサウンドになるずっと前の、ザ・ビージーズ。
これに限らず、美しい名曲を数多く出していた頃だ。

ダニエルとメロディが初めて二人で学校から帰るシーン。
古くさい校舎の中から出て行く二人を後からカメラが写す。
二人の行く手に明るく見える出口の外の新緑の瑞々しさ。

今でもこの歌を口ずさむと、そのシーンがはっきりとまぶたに浮かんでくる。

最近DVDで発売されたのを知っているのだが、今の私がこの映画を見たとき、果たしてどう感じるかがこわいように思えるのだ。

きっと今の私が見たら、新緑が眩しすぎるように思う。

B00005R22H小さな恋のメロディ
マーク・レスター アラン・パーカー ワリス・フセイン
ポニーキャニオン 2004-11-17

by G-Tools

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コメント

私は確か小学6年くらいで本を読んだのかな?ワクワクした記憶は残ってます。その後映画を見たら、マークレスターがキレイで、人間じゃないと思いました。
どっかの番組でマークレスターと相手の女の子が20年ぶりとかで再会する企画をやっていたけど、見ないほうが良かったかも・・あのキレイなマークはおじさんだった・・。

投稿: hirorin | 2006年5月 2日 (火) 14時26分

なんといっても「ラストシーン」・・・ですね~♪

投稿: salmon | 2006年5月 2日 (火) 20時10分

>hirorinさん

本当にあの二人は妖精のようだね。
だから年取った姿は見ない方が良いのだと思います。
皆の心の中で永遠に11歳のままでいるべき存在なのでしょう。

>サーモンさん

あのラストシーンはいいですねえ。
若すぎる彼らを待つのは幸せなのか、不幸なのか。
延々と続く一本の線路は、先の分からない人生を暗示していたのでしょう。
そしてその不安こそが、言い換えれば若さと言うものであり、人生の可能性と言うものなのだよと、作者は言っていたような気がします。

投稿: TODO | 2006年5月 3日 (水) 07時35分

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