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2006年2月 5日 (日)

横浜の映画館

ちょっと前に相鉄ムービルのサイトを見たら、いつもの上映プログラムの代わりに閉鎖のお知らせだけのページになっていたのだが、今日見たらまた元に戻っていた。

リンク: 相鉄ムービル

閉鎖が中止になった訳ではないだろうが、何か動きがあったのだろうか?

思い返せば、横浜の大型映画館は次々と閉鎖されて来ている。
そしてその順番も、古くは伊勢佐木町から今は横浜西口と、横浜の繁華街の栄枯盛衰の流れに沿っているのが感慨深い。

その中では、一時はお洒落な街として人気になった関内馬車道にあった、横浜東宝会館の閉館が記憶に新しいところだ。

リンク: 横浜東宝会館

その後、横浜の中心地は横浜駅西口に移り、相鉄ムービルが誕生した訳だが、今は中心地が桜木町みなとみらい周辺に移りつつある。
桜木町駅周辺には新しいシネコンがいくつも建設計画中と聞く。

バブル崩壊後、しばらくは時が止まったように開発が進まなかったみなとみらい地区だが、ここ数年で途端に動き出した。既に横浜駅西口は古い繁華街になろうとしているようだ。


(追記)

上の横浜東宝会館と同じサイトに相鉄ムービルも紹介されていた。

リンク: 相鉄ムービル

この記事は、まだ閉鎖が決まる前に取材して書かれたものであろう。

近くにシネコンが出来たから心配されるお客様がいらっしゃいましたけれど、映画館としてのコンセプトやスタンスは全く違いますからお互いに魅力を活かして行けたら良いのだと考えています。やはり映画館に来てもらってイイ気分で帰ってもらう…これを守り続けて行けばお客様から支持されると信じています。

と語る支配人の言葉が悲しい。
時代の流れの中に、残念だが、やはり相鉄ムービルも消え去るのだ。

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