「頭のいい人のブログ 悪い人のブログ」
と言う本を羽田空港の本屋で暇つぶし用に買って、出張の合間に読んだ。
内容はブログ初心者向けで、「頭のいい人のブログ」と「頭の悪い人のブログ」の実例を挙げて対比しながら、どうすれば良いブログになって、アクセス数が増えるかを説明している指南本の類である。
ブログ初めて数ヶ月も経つ私がこんな本今更読む必要はないのであろうが、何故手に取ったかと言うと、自分自身、ブログ始めた頃は、まさか毎日こんな風に書き続けることが数ヶ月も続くとは予想だにしておらず、それが何故なのか、何が自分を動かしているのかが不思議に思っているからと言うことがある。
まあ、一言で言えば「楽しいから」に尽きるのであるが。
この本は、ブログの楽しさよりも、アクセスの多いブログにはどうすればなれるかと言う部分に力点を置いているところがやや気になる。ネタの探し方やコメントをもらう方法は、確かに間違ってはいないとは思うのだが、基本は毎日書き続けることだと私は思うのだ。
私のブログはこの本に書いてあるような「特定のジャンルに絞る」とかもしていないし、トラックバックの利用に至ってはトラックバック機能を停止してしまっているのだが、そこそこお客さんに来てもらって、自分も楽しんでやっている。
まずは書き続けること。
このことだけでそこから何かが生まれてくるのがブログだと思えるのだ。
そこのところが少し抜けていて、小手先に走っている感が否めない書ではあった。
![]() | 頭のいい人のブログ 悪い人のブログ 天野 優志 徳間書店 2006-01 by G-Tools |
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コメント
ブログのアクセス数を増やしたり、面白いネタの探し方とか参考にはなりそうな本ですね。僕の場合も特定のジャンルなんてないし、だいたい「日記」とは言えないかもしれない・・・
芸能人でもないのに一日30件もコメントをもらうブロガーさんにコメント入れてますけど、一人一人ちゃんと返事を書くのには感心します。僕にはまねできない!たぶん時間も許さないと思う。やっぱり小料理屋じゃないけど、自分の目の届く範囲ってのがあって、できれば一人一人深くつき合いたいですよ。ブログなのに変だけど・・・
僕は毎日、書き続けることにはこだわってないけど、長く続けていきたいとは思っています。
投稿: salmon | 2006年2月24日 (金) 12時42分
>サーモンさん
確かにその通りだと私も思います。
人それぞれのスタンス、やれる範囲、やろうと思う範囲が違っていいんだと思いますよ。
特定のジャンルに絞れなくても、日記じゃなくても、それがその人らしいかどうかが一番大事なんじゃないでしょうか。
結局は自由にやりたいようにやるしか方法はないし、それが一番と言うことだと思います。
投稿: TODO | 2006年2月24日 (金) 23時27分