奇跡の映画
この映画を見た多くの人がそうしているようで、これは驚くべき一つの現象だと思う。
実際、昨年最初に見た時と場所と時間帯は同じであるにも関わらず、明らかに観客は増えていたし、また年齢層が上がっている気がした。
言うまでもなく、ALWAYS 三丁目の夕日 のことである。
と言うことでまた見てきました。
2度目だから話は全て分かっていたのに、また泣けた。
むしろ最初より泣けた場面も多い。
やはり「見えない指輪」のシーンが最高にこみ上げる。
これはもう邦画史上に残る最高のラブシーンと言えよう。
この映画がここまで我々のツボをついて何度も何度も味わいたくなると言うのは、要するに他の手段では求めても埋められないものを与えてくれるからなのだろう。
それは単に古い時代を描いていることによる郷愁ではない。
今の時代、あたかもそれがタブーであるかのように誰も真正面から描こうとしない、純粋な夢と希望。
それをストレートに描いてしまったことなのだ。
2度目を見終わって、また何度でも見たいと思ってしまった。
こんな映画はこの歳になって生まれて初めてである。
まさに奇跡の映画と言えよう。
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コメント
え~、また見てきたんだ!
私は今日も仕事だけど(といいつつ、ブログ巡りしている)、明日は映画でも見ようかな~とスケジュール見ていたら3丁目の夕日は午後6時30分からの1本だけ・・。 ちょっと行きにくい時間帯だ。でも、終了時期が未定になっていたから、やっぱり人気はあるんだな~と思っていたところ。
見たいよぉぉぉ~ これはやっぱりDVDじゃなくて映画館がいいよね。
投稿: hirorin | 2006年1月 8日 (日) 16時15分
この映画のVFXは良いね。今までみた日本映画では最高。薬師丸ひろ子も良いし。
投稿: meza | 2006年1月 8日 (日) 17時01分
>hirorin
行きにくい時間帯でももうあまり長いことやってないだろうから、この機会を逃さないことをお奨めします。
絶対後悔しないと思うぜ。
>meza
うんうん。思わずこの世界に引きづり込まれるリアルさがあるよね。本当に邦画でも進歩したものです。
投稿: TODO | 2006年1月 8日 (日) 17時20分
TODOさんの、映画の解説も、とてもいいですね。
見たい!と思ってしまいます(o^-^o)
先ほどは、MIDIの件で、ご指導いただきありがとうございました。
TODOさん、とてもお詳しくていらして、驚きました。
これからも、いろいろなことを教えてくださいね。
なお、前のMIDIに戻しましたので、今度は大丈夫かと思います☆
まずは、お礼まで…Rita
投稿: Rita | 2006年1月 8日 (日) 18時27分
ご丁寧にありがとうございます。
何度も同じ映画のこと書いたりしてますが、自分の自由にできる場所ならではです。この自由が好きでブログやってるのかも知れません。
PCはそんなに詳しくないですよ。
私のPCも一世代前のものになってしまってますので、最近のものはとんと分かりません。
投稿: TODO | 2006年1月 8日 (日) 23時12分