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2005年12月 1日 (木)

「社長を出せ!」

と言うのは企業にとって最悪のクレーマーである。

通常は、立派な企業であれば社長は本社天守閣の一番奥に引っ込んでいて、1クレーマーがいくら「社長を出せ!」と暴れていようと出て行くことはあり得ない。
そういう火を消すことも、これは現場の担当者の仕事であるとされているのが、まあ普通である。

そういう立場の社長が、「社長を出せ!」と言われる前から表に出てしまっていたらどうなるか?
それが昨日今日のニフティ社長古河氏のブログである。

先日のフリープラン事件と連日の激重状態でキレたユーザーがこの社長ブログに怒りのトラックバック炸裂。
これだけの企業の代表者の公式ブログが、リアルタイムに苦情の山で塗り尽くされていくと言う尋常でない事態。
経営者としてこれほど体面を失い、恥ずかしくも辛いことはあるまい。

しかし古川氏は、極めて真摯にクレームを受け止め、自分の言葉で謝罪の声明をブログに書き込んだ。

リンク: 古河建純 インターネットBlog: ココログに対するお叱りの声について.

不祥事をなした企業経営者の言い逃れや嘘で塗り固められた発言は見飽きるほど見てきたが、自ら一番の矢面に立って、直接ユーザーに説明と謝罪を繰り返す古河氏の態度は立派である。

あれは社長の個人ブログであるとか、社長自身が一人でやるべきことではないと言う見方もあるだろう。
しかし私は、情報開示の現代においては、社会の公器たる企業がコンプライアンスを貫くと言うことは、こういうことなのではないかと感じた。

確かに、今回のニフティがやったことはまずかったのは事実だが、人でも企業でも、その価値は過ちを犯したこと自体ではなく、その後の対応のしかたで問われるのだ。

その意味で私は、ニフティは充分信頼を回復するだろうと思う。


ところで、今回のフリープランが既存の有料プランより高機能になってしまった理由や、何故既存の有料プランのみがトラックバックスパムの攻撃に晒されて激重になっているのか、下記のブログに納得できる説明があった。
なるほどね。

リンク: 無意味なブログを検出しました! : プロトタイプなんだから高性能なのは当たり前 〜 ココログフリー

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