大脱走
日曜に寄ったショップで999円のワゴンセールをしていたので、ついDVDを買ってしまった。
この映画を初めて見たのはたぶん私が小学生の頃。
改めて見たら、何度も見ているのに翌日まで気持ちよい余韻が残っていた。そんな映画は珍しい。
男しか出てこない映画であるが、むさ苦しさはなくて、むしろ全編に満ちている爽やかさが、この映画の持ち味だ。
共通の一つの目的のために各自の役割に全力で取り組む男たち。その共通の目的とは、捕虜の使命としての脱走を全うし、敵の戦力を拡散させることにある。
しかし、それは表向きのことであり、本当の目的は、自分たちの自由だ。
この映画を見ると、アメリカ人が良く言う「自由のために戦う」と言うことの意味が分かるような気がする。そして、いつの時代にも共通な、男が何かに夢中になるってことの純粋さが満ちているのだ。
だからラストで何度目かの独房入りをする主人公スティーブ・マックイーンが爽やかな笑顔でいることに、何の違和感もなく共感できるのである。
写真は、この映画の中で一番好きな「芋焼酎密造」のシーン。
大脱走 スティーブ・マックイーン ポール・ブリックヒル ジョン・スタージェス 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2005-07-07 by G-Tools |
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コメント
むかしの洋画って、今見ると新鮮。たまにはカウボーイものとかなんかも見たらスカっとしそうじゃないですか?
でも、やっぱり私はカンフー映画でスカっと・・
投稿: hirorin | 2005年11月16日 (水) 14時25分
マカロニウェスタンなんかもいいねえ。
そのうちカンフーコスプレ見せて下さい。
投稿: TODO | 2005年11月16日 (水) 17時46分
↑もう経験済み☆その衣装はパジャマになってしまい、今は廃盤です。ざんねんだな、見せられなくて。
投稿: hirorin | 2005年11月17日 (木) 16時55分