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2005年9月12日 (月)

再び「アラバマに星落ちて」

CANNONBALL ADDERLEY Quintet in chicago

このアルバムについては6月10日に一度書いているが、久しぶりに聴いたらやっぱり良かったのでまた書く。
今度は蘊蓄なども少々。

メンバーは、なんと当時のマイルス・ディビスのバンドメンバーそのままであり、ボスの目を盗んでこっそり録音してしまったアルバムだと言うお茶目なエピソードがある。
マイルスのバック隊とは言っても、さすが御大であるからして、この顔ぶれの豪華さ。アダレイの他にジョン・コルトレーン、ウィントン・ケリー、ポール・チェンバース、ジミー・コブ。

CA 「おい、ちょっとやっちまおうぜ」
JC 「まじ? バレたらヤバくね?」
WK 「へーきへーき。ボスがこわくてセッションできるかっつーの」
PC 「そーそーオヤジ邪魔」
JC 「んじゃいっちょいくかー!」

と言う会話があったかどうかは分からないが、録音された音楽達は、どれもセッションの楽しさに溢れている。
中でも「アラバマに星落ちて」は、緊張から解放された安堵感が伝わってきて、こちらも心から癒される。
歌心とはこういうものだと言う見本だ。

優秀な部下は、上司がいない時の方が良い仕事をしたりするものだが、これはその典型だろう。
いや、もしかしたらマイルスは知らないふりをしていたのかも知れない。
だとしたら、マイルスは最高の上司だな。
部下達の力を最高に引き出せる環境をお膳立てしておいて、良い仕事をさせて、自分は後に引っ込んでいる。
理想である。

B00000ILXMQuintet in Chicago with John Coltrane
Cannonball Adderley Quartet & John Coltrane

曲名リスト
1. Limehouse Blues
2. Stars Fell on Alabama
3. Wabash
4. Grand Central
5. You're a Weaver of Dreams
6. Sleeper

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ちなみにこのアルバム、「ジャズ聴きたいんだけど何聴いたらイーデスカ?」と言う向きにもお勧めだと思う。

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