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2005年9月29日 (木)

今までの「読んで良かった本」まとめ

サイドバーに時々本のことを書いていたわけであるが、考えてみればこれも時の流れと共に風化していくべき宿命を背負ったコンテンツのひとつでもあるわけで、本のことだけが特別扱いで別の場所に掲示されたままになっているのも何か不自然な感じがしてきた。

と言うことで、今後は本の感想も日々のネタの一つとして本文で書くことにします。まとめて見たければカテゴリで抽出すれば良い訳だしね。
サイドバーから削除するにあたり、今まで書いた分をこちらにまとめてみました。



たま先生に訊け! (2)

倉田 真由美: たま先生に訊け! (2)

「だめんず・うぉ~か~」のくらたま先生が読者のお悩みにマンガで回答する、ゆる~い人生相談集。この人の開けっぴろげさは爽快で大好きです。
(2005年9月15日)


スローブログ宣言!

鈴木 芳樹: スローブログ宣言!

ブログを始めてしばらく経ち、ブログって一体なんだろう何故こんなものが流行ってきたのだろうと思っている私のような人間にはちょうど興味深く読める、ブログの側から見た最近のインターネット小史と言う感じ。特に著者が使っている「はてなダイアリー」ユーザ向きか。決してノウハウ本ではないので、ブログ初心者がブログをどう書いたらいいんだろう?と言う向きには向いていないと思われる。
(2005年9月10日)


バカなおとなにならない脳

養老 孟司: バカなおとなにならない脳

この人の本は今まで読んだことがなかったのと、題名に惹かれて読んでみた。内容は子供電話相談室で、子供たちからの脳に関する素朴な質問に答える養老先生の一問一答の集まりの中から、この人の考え方や信条が浮き上がってきて、面白かった。なるほどと納得させられてしまうことも多かった反面、何かと言うと「田舎に行け」「農業やれ」と言うのだけは少々うざかったが。w
(2005年8月25日)


日本型「成果主義」の可能性

城 繁幸: 日本型「成果主義」の可能性

元富士通人事部出身で内部告発本のベストセラーを書いた筆者が、前作の興奮状態wから落ち着きを取り戻して語る、今の日本の成果主義への処方箋。年功制とは何だったのか、今何故成果主義が巧く機能しないのかを分かりやすく解き明かしてくれる。私のように日々この波で傷だらけの体には、傷口にすごくしみる薬に感じる書であった。
(2005年7月28日)


空の中

有川 浩: 空の中

女性パイロットと航空機設計会社の事故調査員が高度2万メートルで「着陸」したその「もの」とは?・・・ SFでもあり青春小説でもあり漫画っぽくもあり。設定や話は基本的に面白くて、分厚いハードカバーながらどんどん読めるのだけど、軽すぎるタッチが仇になってるのかこれがこの人の良さなのか、難しいところ。でも若い作者の今風のセンスは嫌いではないです。
(2005年7月20日)


パイロットが空から学んだ一番大切なこと

坂井 優基: パイロットが空から学んだ一番大切なこと

旅客機の機長が書いた本は多くあって、好きなので何冊か読んでいる。空で遭遇したいろいろなエピソードを楽しく紹介している本は飛行機好きに純粋に楽しめるが、これはそうした本とはちょっと違う。旅客機パイロットと言う仕事は非常に広範囲のマネジメントであると言うことが主題だ。「一番大切な仕事は飛ばないと言う決断です」と言う言葉にその重さと深さが凝縮されている。
(2005年7月5日)


ウケるブログ―Webで文章を“読ませる”ための100のコツ

高瀬 賢一: ウケるブログ―Webで文章を“読ませる”ための100のコツ

書名からは良くあるサイトのアクセス向上作戦本かと思うが、内容は文章の書き方指南本である。読む気のしないサイト、何故か楽しく読めるサイトの違いはどこにあるのか?必ず読み返して不要なところは削る。これだけでも実践すればちょっとは良い文章書けるようになるかな?
(2005年6月26日)


へんないきもの

早川 いくを: へんないきもの

進化論なんか知らんもんね。と嘲笑うかのような奇天烈ないきもの達の図鑑。何億年進化していないやつもいればどう考えても冗談で作られたとしか思えないやつもいる。自然淘汰だけが生物の設計図であるなら、なぜこやつらは存在し得るのか。神が造り賜うたのであれば、何故これほどに不気味なのか。子供が見ればきっと喜ぶ図鑑でありながら、生命の根源を鋭く問いかける書でもある(かも知れない)。
(2005年6月26日)


就職がこわい

香山 リカ: 就職がこわい

採用担当者として非常に勉強になりました。俺たちの頃は「就職しない」と言う選択肢があり得るなどと言うことは考えなかったです。親とぶつかって結局は自分の可能性に妥協して、髪を切って、そうして世の中に出ていくものと思っていました。親にも「無理に就職しなくていいよ」なんて言われる今の若者は果たして幸せなんでしょうか。
(2005年6月26日)


ダメだ!この会社―わが社も他社も丸裸

倉田 真由美: ダメだ!この会社―わが社も他社も丸裸

くらたまのだめんず漫画を期待する向きには期待はずれだが、ダメ会社うぉーかー山崎氏の切れ味鋭いダメ会社斬りには胸のすく怪作。人事屋としては、「陰気な成果主義」「経営茶坊主」と言うフレーズが琴線にひっかかって止まりました。
(2005年6月26日)


失われた宇宙の旅2001

アーサー・C. クラーク: 失われた宇宙の旅2001

今明かされる、もう一つの「2001年」。メイキングとも言えるし、小説版特別編とも言えるし、没ネタ集でもある。しかし、40年前にスターウォーズの世界よりも遙かにイマジネーション豊かに地球外文明を想像できた天才には身震いする思いである。当時はおろか現代のCG技術でも再現は無理でないか。これを再現できるのは、今も昔もそしてこれからもきっと本を読む者の自由な心と頭の中だけかも知れない。
(2005年6月26日)


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コメント

TODOさん、こんばんは(*^^*)
楽しそうな、本のご紹介、ありがとうございます。
“ウケるブログ”…TODOさんの狙いはこちらですか?(苦笑)

昨日の、月のお写真は、とってもすばらしいですね。
・:*:・(*´エ`*)ウットリ・:*:・
でも一瞬、合成かしらと思いました。
すみません、あまりにも美しすぎる月でしたから。

投稿: Rita | 2005年9月29日 (木) 22時42分

いやいや、本は読んでもなかなか文章はうまくならないもんです。

月の写真は思いの外好評でほっとしています。
別に自分で撮った写真じゃないんだからいいんですが、自分が気に入った写真を
「くら~い」
とか
「キモ~い」
とか
言われたらどうしようかって思いもちらちらしながら書いたりしてましたんで。(笑)

投稿: TODO | 2005年9月29日 (木) 23時52分

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