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2005年8月18日 (木)

亡国のイージス

見てきた。正直、面白かった。

ともすれば思想的な重さがあるストーリーながら、あえてそこに深入りしない描き方が正しかったと思う。
それを物足りないと評する向きも多いようだが、この映画は、和製「ザ・ロック」であり、「ダイハード」であると私は感じた。
そう見れば、日本でもここまでやれるようになったかと純粋に楽しめる映画だ。

中井貴一の迫真のキレた演技は「ザ・ロック」のエド・ハリスより上行ってたかも。
悪役に一番巧い役者を配すると言うのは成功の必要条件だと今回もつくづく感じた。
真田広之も、ちょっとアナクロな叩き上げ自衛官と言う役所がピタリはまってなかなか良かった。

エンターテイメントな映画と言うのは、時として多かれ少なかれその時代のタブーに触れそうなヤバさが絶妙の味付けになる。アメリカ映画でも一時は悪役と言えばイスラムっぽい某国ばかりだったものだ。
それを日本でやるとするなら、某国と言ったらあのへんを持ち出すのはまあ当然だろう。
その時代ならではのリアリティを持った敵の設定と言うのはエンターテイメントの、これも必要条件だ。

その某国近辺から特別出演した女工作員役のチェ・ミンソは、日本で極右映画に出演したとして映画祭から締め出し食ったと言うのだから何のこっちゃか。

夏休みに相応しい一作で、楽しめますた。

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コメント

初めまして!先日はこちらの稚拙なブログに、コメントとTBをありがとうございました。私もTBさせていただいたきりでコメントを書いておらず、失礼いたしました(><)
コメントの返事を書きましたので、良ければ読みに来てやってください。

こちらの感想を読ませていただいて、何だか更に理解が深まったような気がしました。私はただただ「観た」だけで、客観的な見方が出来なかったので、とても勉強になったと思います(^^)
それにしても…最後の事実が気になりますね。どうして韓国は感情的な対応しか出来ないのでしょう。事実を知れば知るほど理解しがたい国だなぁと思います。「どっちが極右なの?!」と思ってしまいました。
私が見た限りでは、ちっとも極右的だとは思いません。むしろどちらかといえば左ではないでしょうか。国家のアイデンティティを問うているのですから。国を賞賛するのが右派だと思うのですが…。
実際に韓国人に観ていただきたいものですね。

それでは、長々と失礼いたしました。
またお邪魔させて頂きたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

投稿: YUMI | 2005年8月20日 (土) 12時15分

極右だと言う理由は、日本の軍備を増強することを主張している映画だからだとか。
どういう見方をしているんでしょうかね。(笑)

投稿: TODO | 2005年8月23日 (火) 21時08分

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