すごいぞはやぶさ
大変申し訳ないのだが、日本がこんなかっこいいことを進行中であることを知らなかった。
惑星探査機「はやぶさ」
2003年に打ち上げられ、現在3億4000万キロの彼方にある小惑星「イトカワ」を目指して飛行中。
ミッションは、「イトカワ」にタッチアンドゴーして、土を採取して持ち帰ることだ。
これが成功すれば、地球以外の天体からのサンプルを持ち帰るのは月以外では初めてと言う快挙である。
月は誕生以来大きく変成していて当時の状況をとどめていないが、太陽系の辺境を巡る小惑星は、創生期の太陽系の状態のまま悠久の時の中で冷凍保存された、化石の星とも言えるのだ。
きっと、太陽系誕生の謎を解き明かしてくれることだろう。
すごいぞ「はやぶさ」!
と言うことでもっと調べていたら、この「はやぶさ」に搭載された探査用ミニロボットの名前が、「ミネルバ」
なんと!
あの不朽の名作SF「星を継ぐもの」の中で、核戦争で破壊されて現在の小惑星帯になったと言う幻の惑星の名前ではないか。
きっとこのミッションの開発者はこのSFを読んでいたに違いない。
そして、小惑星から持ち帰った試料の中に、地球以前に太陽系で文明を栄えさせていた太古の文明の痕跡を見つけようとしているに違いないのだ!
失われた惑星ミネルバの存在が実証される時が来たのだ!
(注)後半現実とSFが混同しております。
星を継ぐもの ジェイムズ・P・ホーガン 東京創元社 1980-05 by G-Tools |
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